めまい対策のカウソーン・クックシー体操

内耳の異常は激しいめまいを引き起こすことがあります。1950年に開発されたカウソーン・クックシー体操(Cawthorne‑Cooksey exercises)は、めまいを軽減し、脳が内耳の情報に適応できるよう再訓練することを目的としています。目・頭・座位・立位・移動の5つのカテゴリーに分かれたエクササイズで、段階的に実施します。

目のエクササイズ

  • 頭を動かさずに、ゆっくりと上を見てから下を見ます。その後、左、右と順に視線を移します。
  • 指を顔の前に立て、指に目を固定したまま、指を遠ざけたり近づけたりします。
  • 各動作を数回ゆっくり行った後、速いペースで繰り返します。

頭のエクササイズ

  • 目を開けたまま、頭を前に倒し、次に後ろに倒します。これを20回繰り返します。
  • 頭を左に傾け、続いて右に傾けます。これも20回行います。
  • 最初はゆっくり行い、慣れたら速く動かします。目を閉じても同様に行います。

座位エクササイズ

  • ベッドや椅子の端に座り、肩を上下に20回すくめます。
  • 肩を回転させ、胸を部屋の右側に向け、次に左側に向けます。各方向で20回繰り返します。
  • 前に置いた物体を床から拾い上げ、再び置く動作を20回行います。

立位エクササイズ

  • 椅子に座った状態から、目を開けて立ち上がります。これを20回繰り返します。慣れたら目を閉じて行います。
  • 立ったまま小さなボールを手から手へ、目の高さより上に投げ、次に膝の高さまで下げて投げます。
  • 目を開けた状態で360度回転します。安定したら目を閉じても挑戦します。

移動エクササイズ

  • 部屋の端から端まで、目を開けて20歩歩きます。その後、目を閉じて同じ距離を歩きます。
  • 階段を上り下りします。目を開けた状態は普通に、目を閉じる場合は手すりを握って安全に行います。

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