前庭バランス障害の概要と対策
前庭バランス障害は、内耳の前庭系が正しく機能せず、頭部の動きに関する情報が脳へ正確に伝わらないことでバランスが崩れる状態です。
種類
- メニエール病、良性発作性頭位めまい症(BPPV)、前庭性偏頭痛、耳硬化症、前庭過敏症、頸性めまいなど、前庭障害は計18種が報告されています(前庭障害協会)。
仕組み
- 内耳の前庭器官は、視覚情報や関節・筋肉の受容体と連携し、頭部が動く際に対象物に焦点を合わせ、姿勢を維持します。これら三つの情報が脳に統合されてバランスが保たれます。
症状
- めまい、空間認識の乱れ、バランス感覚の低下が主な症状です。また、動いている感覚や浮遊感、回転感が生じることもあります(国立聴覚言語障害研究所)。
原因
- 前庭神経や前庭迷路のウイルス感染、脳膜や中耳の細菌感染が内耳へ波及することが原因とされています(前庭障害協会)。
治療法
- 前庭リハビリテーション、薬物療法、食事療法、外科手術、根本原因の治療などが行われます。
