耳の感染症による痛みの緩和

症状

耳の感染症は、耳の痛みだけでなく、体温が37.8℃以上の発熱、めまい、難聴、睡眠障害などを引き起こすことがあります。治療せずに放置すると、膿や血液が溜まり鼓膜が破れることがあり、聴力低下や他の合併症を招く恐れがあります。

自宅でできる対処法

  • 温かい湯たんぽや温湿布を耳に当てると、血行が良くなり痛みが和らぎます。

  • にんにくやセイヨウオトギリソウなどのハーブは、局所的な鎮痛効果が期待できますが、使用は指示に従ってください。

  • ティーツリーオイル配合の耳滴は抗菌作用があり、細菌数の減少に役立つことがあります。ただし、刺激が強い場合があるので注意が必要です。

  • 耳のワックス除去を目的とした「イヤーキャンドル」は、火傷や追加の痛みを引き起こす危険性があるため、使用は推奨されません。

医療機関での治療

  • 一部の中耳炎は自然に改善することがあるため、医師は「様子を見る」方針を取ることがあります。市販の解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンやイブプロフェン)は、痛みと熱を抑えるのに有効です。

  • 症状が改善しない場合は、抗生物質が処方されることがあります。ただし、抗生物質薬の過剰使用は耐性菌の出現につながり、重篤な感染症の治療が困難になるリスクがあります。ウイルス性の耳感染症には抗生物質は効果がありません。

  • 痛みを和らげるために、麻酔作用のある耳滴が処方されることもあります。再発性の中耳炎が続く子どもには、鼓膜に小さなドレナージチューブ(ミリングトミー)を埋め込む手術が検討されます。この手術は全身麻酔下で行われ、耳内圧を調整し、痛みと感染のリスクを低減します。

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