鼓膜穿孔の自宅ケア方法
鼓膜穿孔(鼓膜の穴や裂け目)は、耳管と内耳を隔てる薄い膜に穴が開く状態です。感染症や外傷、綿棒の過度な使用、激しい騒音、頭部外傷、気圧変化などが原因で起こります。穿孔の大きさや重症度は医師の診断が必要ですが、軽度の小さな裂け目は適切なケアをすれば約2か月で自然に治癒します。
耳を乾かす
水やその他の液体が耳に入ると感染リスクが高まり、治癒が遅れます。医師が処方した点耳薬以外は絶対に使用しないでください。シャワーや入浴時はシャワーキャップを着用するか、綿球にワセリンを塗って耳に当て、耳内を乾燥させましょう。治癒期間中は泳ぐことや頭を水に沈めることは避けてください。
清潔を保つ
治癒中は綿棒や他の器具で耳を掃除しないでください。かゆみや汚れ感があっても、完全に治るまで触らないことが大切です。耳垢除去用具を挿入すると穿孔が悪化する恐れがあります。
温めて痛みを和らげる
温湿布や温めたタオルを耳の外側に当てると、腫れが軽減し痛みが緩和されます。直接熱いものを当てすぎないよう、適度な温度で行いましょう。
鎮痛薬・薬剤の使用
医師に相談し、OTC(市販)で使用できる鎮痛薬や抗炎症薬を処方してもらいましょう。発熱や膿様の分泌など感染のサインが現れたらすぐに受診してください。
耳を保護する
鼻を強くかむと圧力が耳に伝わり、穿孔が悪化します。寒い空気からも耳を守るため、帽子やイヤーマフを使用してください。治癒後は、風邪や鼻づまりの状態での飛行機利用は避け、飛行時は耳栓を使用すると再発を防げます。耳の感染は早期治療が穿孔予防につながります。
まとめ
上記のポイントを守り、医師の指示に従うことで、鼓膜穿孔は安全に回復できます。
