メニエール病に対するエプレイ法(Epley maneuver)

米国国立衛生研究所によると、約61万5千人が内耳の障害であるメニエール病に罹患しており、めまい、難聴、耳鳴りを引き起こします。薬物療法に加えて、一部の患者はエプレイ法(Epley maneuver)と呼ばれる体位変換療法で症状の緩和が得られます。

エプレイ法の概要

対象患者(Identification)

エプレイ法は、医師またはカイロプラクターの指導のもとで実施する、頭部の特定の姿勢を順に取る手技です。

作用機序(Function)

耳内の半規管に溜まった液体や微小粒子(耳石)を再配置し、めまいの原因となる刺激を除去します。

治療期間(Time Frame)

サンパウロ連邦大学(2007年)の研究では、エプレイ法によるめまい緩和には平均で3回のセッションが必要とされています。

適応外(Restrictions)

以下の既往歴がある場合は、エプレイ法は安全でない可能性があります。

  • 胃食道逆流症
  • 網膜剥離
  • 内耳の液漏れ(ペリリューム・フィスチュラ)
  • 椎骨・基底動脈系の血流障害(椎骨脳底部血流不全)

実施上の注意(Considerations)

インターネットや書籍で手順は公開されていますが、必ず医師の同席のもとで行い、誤った姿勢での実施による怪我を防止してください。

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