ダイビング後の耳の抜き方:安全に圧力を均等にする方法

ダイビング中は耳の内外および中耳の圧力が変化し、鼓膜が伸びて痛みや吐き気、めまい、場合によっては出血を引き起こすことがあります。耳の損傷を防ぐためには、潜水前後にしっかりと耳の圧力を均等にする(耳抜き)技術が必要です。ここでは、潜水後に耳を優しくポップさせる安全な方法を紹介します。

耳抜きの手順

  1. 1. 足から潜る
    潜る際はまず足から水中に入ります。頭から潜る場合に比べ、耳抜きに必要な力が半分程度で済むため、楽に行えます。

  2. 2. 鼻をつまんで息を吹き込む
    親指と人差し指で鼻をしっかりとつまみ、やさしく息を吹き出します。空気が鼻腔から耳の空洞へ流れ、圧力が均等になります。息を強く吹きすぎると鼓膜を傷める恐れがあるので、絶対に無理に力を入れないでください。

  3. 3. 首と顎を動かす
    鼻をつまんだまま首を伸ばし、顎を左右にゆっくりと動かします。このとき、飲み込む動作(むせるように)を同時に行うと、さらに圧力が抜けやすくなります。

  4. 4. アンダーバイトで補助
    下の歯列を上の歯列の前に出す(アンダーバイトの形)と、口腔内の圧力が変化しやすくなります。鼻をつまんだまま再度軽く息を吹き込み、圧力を感じたら飲み込んでください。

これらの手順をやさしく繰り返すことで、耳の詰まり感を解消し、ダイビング後の不快感や障害を防げます。耳がうまく抜けない場合は、無理に力を入れずに少し時間を置いて再度試すか、専門のインストラクターに相談してください。

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