耳管(イヤーチューブ)を開いたままに保つ方法

耳管(イヤーチューブ)は、慢性の中耳炎や中耳にたまる液体を排出させるために使用されます。子ども(1〜3歳)に最も多く施術され、米国耳鼻咽喉科学会によると、子どもの手術で最も一般的なものです。手術は片耳約15分で、鼓膜に小さな切開(鼓膜切開術)を行い、液体を吸引した後にシリンダー形のチューブを挿入します。チューブは外耳道と中耳をつなぎ、液体が自然に排出されるようにします。成長とともに自然な排液機構が形成され、6〜12か月でチューブは自然に抜けますが、必要が続く場合は医師が取り外すタイプの永久的なチューブが必要になることもあります。

必要なもの

  • 耳栓
  • 綿球
  • ワセリン

手順と注意点

  1. 水分の侵入を防ぐ

    水がチューブ内に入ると感染の原因になります。入浴・シャワー・水泳時は必ず耳栓を使用し、耳にワセリンを塗った綿球を入れると効果的です(ピッツバーグ大学医療センター参照)。

  2. 異物を入れない

    綿棒や耳かきは耳垢を奥へ押し込むだけでなく、チューブを外したり綿が詰まったりする危険があります。耳錐(耳コーン)やキャンドルは使用しないでください。耳垢がたまった場合は、チューブ挿入医師に除去を依頼しましょう。

  3. 副鼻腔やアレルギーの管理

    中耳は副鼻腔と連絡しているため、副鼻腔炎やアレルギーが悪化すると液体がたまりやすくなります。アレルギーや慢性副鼻腔炎、鼻汁がある場合は手術前に医師に相談し、処方された薬は指示通りに継続して使用してください。

  4. 医師の指示を守る

    術後の点耳薬や内服薬の使用方法、定期検診の受診は必ず守りましょう。激しい痛みや異常な分泌物が出た場合は速やかに医師に連絡してください。

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