正常な聴力の人が補聴器を使用すると聴覚を損なう可能性はあるか?
機能
補聴器は聴覚が低下した人向けに音を増幅するために設計されています。正常な聴力を持つ人が常に増幅された音を聞き続けると、逆に聴覚を損傷する恐れがあります。
歴史
デジタルやプログラム可能な補聴器が登場する前は、補聴器は単純な増幅装置でした。長時間使用すると、問題にならなかった周波数帯でも聴力低下が起こるケースが報告されました。
影響
正常な聴力の人が、聴覚障害者用に設定された補聴器やプログラムできない補聴器を使用すると、時間とともに聴力が低下します。逆に、正常聴力用に設定された場合は、音がこもり、耳栓をしたように感じます。
対策
1990年代以降のコンピュータプログラム可能な補聴器では、聴力が正常な周波数帯を増幅しないように設定できます。これにより、特定の周波数だけで聴覚損失がある場合でも、他の帯域は保護できます。
豆知識
最も一般的な聴覚障害は高周波数の聞き取りにくさです。その多くは低周波数は正常に聞こえることが特徴です。
正常な聴力の人が補聴器を使用することは推奨されません。
