飛行機での耳の圧迫(飛行機耳)対策と治療法
飛行機耳とは
飛行機に搭乗中、特に降下時や客室の気圧が変化すると、耳に不快感や圧迫感が生じることがあります。これを「飛行機耳(航空性中耳炎)」と呼び、主に耳管(ユースタキオ管)がうまく開かないことが原因です。
飛行機耳のセルフケアと治療法
鼻用除痰スプレーを使用する
耳に違和感を感じたら、すぐに鼻用の除痰スプレー(鼻づまり解消スプレー)を使用します。スプレーを鼻に入れ、吸い込みながら各鼻腔に4回ずつ噴射してください。
経口除痰薬・抗ヒスタミン薬を服用する
市販の除痰薬や抗ヒスタミン薬を事前に準備し、搭乗前や不快感が出た時に服用します。鼻と耳の粘膜の腫れを抑え、耳管の通りを良くします。
医師または薬剤師に相談し、必要に応じて抗生物質を処方してもらう
耳の痛みが強く、感染が疑われる場合は医師の診察を受けましょう。抗生物質は細菌性の中耳炎を治療するために使用されます。
稀なケースでは外科的処置を行う
抗生物質や薬物療法で改善しない場合、耳管が閉塞したままになることがあります。その際は医師が鼓膜に小さな切開を加えて液体を排出する手術が検討されます。
頻繁に飛行機耳になる人は鼓膜にチューブを設置する
再発が頻繁な場合、鼓膜に通気チューブ(鼓室チューブ)を挿入して、外耳と中耳の圧力を常に平衡させる手術が選択されます。
予防のポイント
搭乗前に鼻スプレーや除痰薬を使用し、離着陸時はあくびや嚥下を意識して耳管を開くようにしましょう。
