補聴器は補綴装置ですか?

補聴器は、1円サイズのインプラントや磁石付きワイヤーインプラント、骨固定型補聴器から、20世紀初頭に登場した耳掛け型・耳内型まで、さまざまな形態があります。21世紀に入って医療機器として正式に認められ、義肢と同様に失われた聴覚を取り戻し、生活の質を向上させる役割を果たします。

定義

補聴器は失われた聴覚能力を補うために設計された装置です。義肢は体の部位(手足や眼)を置き換える「補綴装置」ですが、感覚(聴覚)は五感の一つであり、補聴器は「感覚補助装置」と位置付けられます。

機能

義肢は動く四肢や人工眼など、身体の一部を代替する技術が進化しています。一方、補聴器は医療的に聴覚障害を治療するデバイスであり、義肢とは分類が異なります。

解決策

名称が示す通り、補聴器は「聴覚を助ける」ための装置です。外部に装着するタイプでも体内に埋め込むタイプでも、音や言語信号を脳へ届け、聞こえをサポートします。

利点

耳全体の義肢(人工耳)は補聴器とは別物です。ただし、外耳が欠損している場合、人工耳を装着すれば音波の捕捉が改善され、聴覚回復に寄与します。外耳の再建は耳介再建術として義肢の一種とみなされます。

専門家の見解

全耳義肢は接着剤で固定するか、頭蓋骨に固定する骨固定型が主流です。イリノイ大学医療センターの頭蓋顔面センターでは、骨固定型耳義肢の臨床実績があります。骨に埋め込んだスクリュー式ベースに装着するため、長期間使用でき、刺激が少なく、リアルな外観と清掃の容易さが特徴です。

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