良性発作性位置めまい(BPPV)の症状とサイン

良性発作性位置めまい(BPPV)は、内耳の異常により激しいめまいを引き起こす疾患です。頭を動かすと症状が出現し、頭を止めてもめまい感が残ります。

症状

  • 横になってもめまいが改善せず、部屋が回っている感覚が続く。
  • 吐き気や嘔吐、脱水を伴うことがある。
  • 眼球が自動的に左右・上下に動く眼振(ニュースタグム)が見られることがある。
  • 症状は数秒から数分で収まることが多い。

診断

  • 医師は問診と身体検査でBPPVの可能性を判断する。
  • めまいが腫瘍・出血・脳卒中などの重篤な疾患によるものかを除外するため、CTやMRIが必要になることがある。

治療

  • 耳鼻科医や理学療法士が行うカナルリポジショニング法(エプリー法など)で、内耳のカルシウム炭酸塩結晶を正しい位置に戻す。
  • 通常は1〜2回の手技で症状が改善し、手術はまれにしか必要とされない。

注意点

  • めまいにより転倒リスクが高まるため、移動時はゆっくりし、必要なら付き添いを頼む。
  • 症状は自然に改善することが多いが、数か月から数年続くこともあるので、医師と継続的に経過観察することが重要。

リスク要因

  • 特定の大きなリスク因子はないが、加齢や頭部外傷の既往がリスクを高めると考えられている。

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