前庭系疾患のサインと症状

前庭系とは

前庭系は内耳の蝸牛と共にある前庭器官で、姿勢やバランス、運動感覚を司ります。前庭系は耳石器(椎体・球体)と半規管から構成され、頭部や体の動きを感知し、視覚や筋肉感覚と連携して姿勢を調整します。

めまい(Vertigo)

前庭疾患で最も顕著な症状はめまいです。めまいは自分や周囲が回転しているように感じる錯覚で、発作的に起こります。繰り返すめまいは前庭系の障害を示す重要なサインです。

バランス感覚の低下・ふらつき

バランス感覚の低下やふらつきは、めまいに似ていますが、感じる動きは軽度です。めまいは通常発作的ですが、ふらつきは持続的に続くことがあります。

吐き気・嘔吐

めまいやふらつきに伴い、吐き気や嘔吐が起こることがあります。これは乗り物酔いに似ていますが、実際に動いているわけではなく、脳が偽の動きを感知しているために生じます。

耳鳴り・聴覚障害

耳鳴りは前庭系障害の初期症状として現れることが多く、耳鳴りと共に聴力の変化が起きることもあります。これらは前庭機能の低下を示すサインです。

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