耳感染症に対するカンフル油の使用

カンフル油とは

カンフル油は、東南アジア原産のカンフル樹(Cinnamomum camphora)から抽出される精油です。抗菌・抗真菌作用や薬効があり、何世紀にもわたってさまざまな用途で利用されてきました。特に、耳の感染症に対する家庭療法として広く用いられています。

カンフルの種類

カンフル油には主に2種類あります。1つは先述のカンフル樹から得られる一般的なカンフル油で、インドや東南アジアに自生しています。もう1つはDryobalanops camphoraという別種の樹木から得られ、主に香料として利用されます。西洋では後者はあまり流通せず、アジアの市場で見かけることが多いです。

抗菌作用

カンフル油は抗菌・抗真菌効果を持ち、細菌や真菌の増殖を抑制します。希釈した状態で外用すれば、耳の感染症の原因となる微生物に対して有効です。

鎮痛効果

カンフルは神経の感覚を鈍らせる作用があり、耳痛の緩和に役立ちます。激しい耳の痛みを和らげるため、伝統的に耳痛の対処薬として使用されてきました。

抗炎症作用

カンフル油は抗炎症作用もあり、中耳炎に伴う腫れや圧迫感を軽減します。腫れが減少すると排液が促進され、圧力が和らぎ、回復が早まります。

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