メニエール病に対する灌流療法とは
メニエール病とは
メニエール病は内耳の障害で、めまい、回転性めまい(ヴァーティゴ)、難聴、耳鳴りなどの症状が現れます。通常は片耳に限られ、原因は完全には解明されていません。内耳の液体や圧力の異常、あるいは自己免疫反応が関与していると考えられています。
灌流療法(内耳ステロイド注入)とは
灌流療法は、重症例のメニエール病に対し、ステロイドを直接中耳に注入して炎症を抑える治療法です。効果が持続するまでに3か月ごとに注射を繰り返す必要があり、他の選択肢に比べて侵襲性が高い治療とされています。
その他の治療法
手術療法や経口ステロイド投与も重症例の最終手段として用いられますが、これらも侵襲的です。軽度から中等度の症状には、以下のような非侵襲的な対策が有効です。
- 難聴に対しては補聴器を使用し、めまいにはめまい薬を処方。
- 食事の規則正しさや塩分摂取の制限、カフェイン・喫煙・ストレスの回避などの生活習慣改善。
これらの対策により、発作の頻度や重症度を抑えることが期待できます。
