耳鳴りの治療薬について
耳鳴り(ティンパス)は、耳の中で鳴る、ブンブン、ゴロゴロ、クリック、笛のような音のことです。内耳の損傷、難聴、騒音曝露、ストレス、うつ病、メニエール病、良性脳腫瘍など、さまざまな原因が考えられます。
治療の目的
- 耳鳴りを根本的に治す薬は現在ありませんが、症状を軽減し生活の質を向上させる薬はあります。
薬の種類
- 三環系抗うつ薬(アミトリプチリン、ノルトリプチリン)
- 抗不安薬(アルプラゾラム)
- アルコール依存症治療薬(カンプロサート)
治療期間と使用上の注意
- 長期的な耳鳴りにアルプラゾラムを使用することは、依存性のリスクがあるため、医師はできるだけ処方を避けます。
リスク・副作用
- 口の乾燥、視力のぼやけ、食欲不振、下痢、不安、睡眠障害、月経不順、性欲・体重の変化などが一般的な副作用です。
- 心臓疾患や自殺念慮・自殺行動が現れる可能性も報告されています。
留意点
- 薬による副作用のリスクがあるため、まずは補聴器、耳垢除去、マスキングデバイス(音で耳鳴りを覆い隠す装置)などの非薬物療法が優先されます。
- 処方薬が原因で耳鳴りが起きている場合は、まずその薬の変更を試み、必要に応じて耳鳴り用の薬を検討します。
