良性発作性頭位めまい症(BPPV)のエクササイズと対処法

良性発作性頭位めまい症(BPPV)は、めまい、吐き気、軽いめまい感、体のバランスの乱れを引き起こす疾患です。内耳の前庭機能の退化や頭部外傷が原因とされますが、予告なく発症することも多いです。BPPVの症状が出たら速やかに医師の診察を受け、医師の指示に従って以下のエクササイズで症状緩和を図りましょう。

エクササイズ1

1. 椅子に座り、めまいが強く出る側の耳の横に枕を置きます。

2. 頭を枕にゆっくりと乗せ、腰まで倒すように前傾させます。無理に早く動かさず、首や頭に負担がかからないよう注意してください。

3. 必要に応じて家族や介護者に手伝ってもらい、目を閉じて症状が和らぐまで静止します。

4. ゆっくりと元の姿勢に戻り、30秒間安静にします。反対側の耳でも同様に行います。

5. 症状が軽い場合は1日2回、各20回を目安に実施し、症状が強い場合は10回程度にとどめてください。

Brandt‑Daroff エクササイズ

1. ベッドの端に座り、足をベッドの外に垂らします。

2. 右側に素早く横たわり、頭を左に45度回転させます。めまいがなくなるか30秒保持します。

3. 直立姿勢に戻し、正面を見て30秒待ちます。

4. 左側でも同様に行い、頭は右に45度回転させます。

5. 以上を合計5回繰り返し、1日2〜3回、2〜3週間続けます。症状が改善したら、週3〜4回、1回2回に減らしてください。

めまい軽減のポイント

  • 枕を2つ以上使用して頭を高く保つ。
  • 仰向けで体を平らにしたり、頭を回すようなスポーツは避ける。
  • 症状のある側を下にして寝ない。
  • リクライニングチェアの使用は控える。
  • 起床時はゆっくりベッドの端に座り、30秒ほど安定してから立ち上がる。
  • 上を見上げるように頭を後ろに傾けない。
  • 床や低い家具から物を拾う際は膝を曲げて腰を落とす。

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