耳のコーニングは安全ですか?

手順

耳のコーニング(イヤーキャンディング)を行う人は、リネンや綿・蜜蝋で作られた中空のキャンドルを耳に差し込み、火をつけて煙を耳内に通すと主張します。煙が耳や咽頭と中耳をつなぐユースタキア管の余分なワックスや「毒素」を引き出すとされています。施術中は横向きに横たわり、上向きの耳に円錐形のキャンドルを差し込み、燃焼させます。提唱者はこの治療が浄化的で、治療的かつ衛生的だと考えています。

耳コーニング支持者の主張

支持者は、正しく行われれば安全で効果的だと主張し、化学薬品や金属製のスクレーパーを使う従来の方法の自然代替と位置付けます。また、塩水や水で耳を洗浄する従来の方法は、細菌感染や液体が溜まるリスクがあると警告しています。

医学界からの安全性への懸念

多くの利用者は聞こえや耳の不快感が改善されたと報告していますが、同時に怪我や問題が起きたケースも報告されています。米国耳鼻咽喉科学会は、耳コーニングが安全・有効であることを示す対照試験は存在しないとしています。FDAはこの行為を非推奨とし、カナダの4社が米国へのキャンドル輸入を禁止されました。

1996年にスパokane耳鼻咽喉クリニックが実施した研究では、8人の患者に対しワックスは一切除去されず、むしろキャンドルからワックスが付着した例もありました。さらに、122人の耳鼻科医への調査で21件の耳の怪我が報告され、結論は「効果がなく危険」であるとされました。

安全な耳の掃除方法

外耳は柔らかい布で拭くだけで十分です。耳道に何かを入れてはいけません。

ワックスはベビーオイルや過酸化水素を数滴垂らすことで柔らかくし、自然に除去できます。

耳洗浄は自宅や医師の診療室で行えます。温めた生理食塩水をシリンジで注入しますが、糖尿病患者や鼓膜穿孔のある人には使用しません。

耳鼻咽喉科医は特殊な器具や吸引でワックスを手動で除去します。

注意事項

耳コーニングは正しい手順を学んだ上でのみ行うべきです。一部の自然療法医や代替治療センターでも実施されていますが、家庭で行う場合は十分な注意が必要です。

一般的にキャンドルは燃焼後に4〜6インチ(約10〜15cm)残ります。火やキャンドルを頭部近くで使用する際は、常識と注意を忘れずに。

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