子どもの耳管手術(イヤーチューブ)について

耳管(イヤーチューブ)は鼓膜に小さなチューブを挿入し、中耳に空気を通し、たまった液体を排出させる装置です。慢性的な中耳の問題を抱える子どもに対し、鼓膜切開術(ミリンゴトミー)や鼓膜開口術(ティンパノストミー)として手術が勧められることがあります。

持続的に液体がたまる子どもは耳管手術の恩恵を受けられます。

手術の流れ

手術は通常、軽度の全身麻酔下で行われ、約15分で完了します。小さな切開を鼓膜に作り、中耳の液体を吸引した後、開口部にチューブを挿入して開いたままにします。

主な適応

耳管手術は、慢性中耳炎や液体がたまることによる難聴の改善を目的として最も一般的に行われます。

期待できる効果

手術後、多くの子どもは耳感染の頻度と重症度が減少し、聴力が正常に戻ることが期待できます(米国国立医学図書館)。

留意点

耳管は通常6〜18か月で自然に抜け落ちますが、2歳未満で手術を受けた子どもの約25%は再手術が必要になることがあります(Nemours Foundation)。

リスクと合併症

手術後、開口部が自然に閉じない場合は鼓膜をパッチで補修することがあります。鼓膜の瘢痕ができることもありますが、ほとんど問題になりません。チューブが早期に抜け落ちたり、長期間残ったりした場合は追加手術が必要になることがあります。

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