メニエール病の実態

メニエール病は内耳に影響を及ぼし、聴覚と平衡感覚に問題をもたらす疾患です。1861年に内耳の障害がめまいを引き起こすことを最初に報告した医師、プロスペル・メニエールの名前にちなんで名付けられました。この病気は緩やかに進行し、最初は1つの症状から始まり、徐々に他の症状が加わります。診断にはすべての症状が揃う必要はありません。

歴史

1861年に初めて報告されましたが、1972年に米国耳鼻咽喉科学会が正式に診断基準を策定し、メニエール病として認識されました。

症状

症状は予測が難しく、めまいの発作、片側または両側の難聴、耳の圧迫感などが周期的に現れます。

予防・治療

根本的な治療法はありませんが、食塩摂取を制限し、リポフラビノイドや抗ヒスタミン薬で症状を緩和することが一般的です。重症例では、内耳の後方にある嚢(囊)を減圧する手術が行われることがあります。

豆知識

原因不明ながら、10年以上にわたって症状に苦しんだ患者が、突然症状が消失し完全に回復するケースが報告されています。

有名人との関わり

詩人エミリー・ディキンソン、宇宙飛行士アラン・B・シェパード、ローマ皇帝ユリウス・カエサル、女優マリリン・モンローなど、メニエール病に罹患したと考えられる著名人がいます。

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