中耳炎の治療法:コロイド銀・抗生物質・耳管手術
中耳炎(Otitis media)は、主に子どもに多く見られますが、大人でも発症します。ウイルスや細菌が中耳に感染し、炎症を起こすことで起こります。適切な治療を行えば完治しますが、放置すると永続的な難聴につながることがありますので、早期の対応が重要です。
コロイド銀
-
コロイド銀は自然由来の抗菌剤で、子どもから大人まで安全に使用できます。液体タイプを耳滴として使用し、感染した耳に2〜3滴を垂らします。頭を横に傾け、5分間その姿勢を保ち、余分な液が外に出る場合は綿球やタオルで受け止めます。1日2回、計10日間続けると症状は改善します。
抗生物質
-
細菌性の中耳炎には抗生物質が最も一般的な治療法です。医師の処方を受け、指示通りに服用してください。症状が改善しても、必ず全量を飲み切ることが再感染防止につながります。抗生物質は腸内の善玉菌も減少させるため、ヨーグルトやプロバイオティクスを日々摂取すると腸内環境の回復に役立ちます。
耳管(チューブ)手術
-
慢性の中耳炎や繰り返す感染がある場合、鼓膜切開術(ミリングトミー)で耳管を挿入します。これにより中耳の液体が排出され、気圧が外部と均等になります。手術は外来で行われ、約20分で終了します。挿入した耳管は自然に6か月から3年で抜け落ちます。
