耳が詰まったときの対処法と予防策

多くの人が一度は耳の詰まりを経験します。主な原因は飛行機の離着陸時の気圧変化や、風邪・アレルギーでの過度な鼻かみです。その他、アレルギーや感染症自体が詰まりを引き起こすこともあります。以下に、予防から自宅でできる対処法、医療的な治療までを紹介します。

予防策

  • 飛行機に乗る際は、離着陸時にガムを噛む、のど飴を舐める、あくびをするなどして耳管を開くようにしましょう。鼻をつまんで飲み込むと負圧がかかり耳管が開きやすくなります。搭乗前に軽い去痰薬(デコングェスタント)を服用すると効果的ですが、完全に詰まりを防げるわけではありません。
  • 風邪や重度のアレルギーがあるときは、鼻を強く頻繁にかまないよう注意してください。過度の鼻かみは耳管に液体が逆流し、詰まりの原因になります。

自宅でできる排出法

  • 耳栓(イヤーキャンドル)は人気ですが、医学的には安全性が疑問視されています。燃焼した蝋が耳から出たと主張するものの、実際にはキャンドル自体が燃えることで蝋が生成される可能性が高く、鼓膜を損傷する危険があります。
  • 過酸化水素を数滴耳に垂らす方法もあります。耳を上に向けて滴下し、泡が出なくなるまで待ち、タオルで拭き取ります。ただし、刺激が強いため使用は慎重に。
  • 最も手軽なのは、鼻をつまんで口を閉じ、軽く息を鼻から押し出す「バルサルバ法」です。これにより耳管が開き、詰まりが解消されることがあります。

医療的な治療法

  • 去痰薬や鼻用スプレー(例:スーダフェド)で鼻や副鼻腔の通りを良くすれば、耳の圧力も改善します。アレルギーが原因の場合は、抗ヒスタミン薬で根本的に対処します。
  • 耳垢が原因で詰まっている場合は、耳鼻科で専門的に除去してもらうのが安全です。感染が疑われるときは、医師が抗生物質や抗菌性の耳滴を処方します。

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