耳垢(耳ワックス)の正しい掃除方法

はじめに

耳は自己清掃機能が備わっており、外耳や耳道の入り口は洗面タオルで拭くだけで十分です。顎の動き(会話や咀嚼)により、耳垢や古い皮膚、ゴミが徐々に外へ運ばれます。

稀に耳道がうまく自浄できず、耳が詰まった感覚や痛み、かゆみ、臭いが生じることがあります。聞こえが悪くなったり、耳鳴りが出ることもあります。その場合は医師に診てもらい、必要なら耳垢を軟化させる指示を受けてください。

必要なもの

  • 点眼瓶(スポイト)
  • ゴムバルブシリンジ
  • ベビーオイル、オリーブオイル、ミネラルオイル、または過酸化水素
  • 小さなカップ
  • タオル

手順

  1. 首にタオルを巻きます。作業中に油が垂れることがあります。

  2. ベビーオイル、オリーブオイル、ミネラルオイルのいずれかを小さなカップに1〜2滴入れ、温かい湯にカップを入れて体温程度(約37℃)に温めます。熱くしないよう注意してください。

  3. 温めた油と点眼瓶をテーブルの上に置き、作業しやすい位置に準備します。

  4. 点眼瓶で温めた油を吸い取り、頭を肩側に傾け、耳を天井側に向けます。

  5. 温かい油を2〜3滴耳に垂らし、頭の位置を保って油が耳道に入るのを感じます。

  6. その姿勢を数分間保ち、次に座って頭を起こし、流れ出た油をタオルで拭き取ります。

  7. この手順を1日2回、2日間繰り返して耳垢を柔らかくします。

  8. 3日目に、過酸化水素と水を各1/4カップずつ混ぜた溶液を作ります。手順2と同様に温めます。

  9. 温めた溶液とゴムバルブシリンジをテーブルに置き、再び首にタオルを巻きます。

  10. シリンジに溶液を入れ、耳の上部を上げて耳道をまっすぐにし、頭を肩側に傾けます。

  11. シリンジで温かい溶液を優しく耳に注ぎます。

  12. 頭を反対側に傾けて溶液を流し出し、タオルで耳を拭きます。まだ耳垢が残る場合は、手順1〜6で再度柔らかくします。

  13. 同じ方法で3日目の夜に再度洗浄し、耳垢が残る場合は4日目・5日目も1日2回繰り返します。

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