摂食障害の種類と特徴
代表的な摂食障害:神経性無食欲症(アノレキシア)
神経性無食欲症は、体重増加への強い恐怖から食事量を極端に制限し、痩せようとする心理的障害です。女性に多いとされていますが、約10%は男性です。重度になると栄養不足により心不全や死亡に至ることがあります。
過食症(ブルミア)
過食症は体重増加への不安から、過食後に嘔吐や下剤・利尿剤の使用、過度な運動でカロリーを排除しようとする行動が見られます。これらの方法を組み合わせるケースが多く、身体に深刻なダメージを与える危険があります。
正食症(オーソレキシア)
正食症は体重増加への恐怖ではなく、健康への過度な執着や病気への不安から、極端に限定された「健康」な食品だけを選んで食べる障害です。食事のバリエーションが極端に狭まるため、栄養素やカロリー不足による欠乏症が起こりやすくなります。
異食症(ピカ)
ピカは鉄欠乏や貧血と関連し、非栄養的な物質(土、石膏、チョーク、紙、氷、洗濯用スターチなど)を摂取したくなる障害です。稀に危険なもの(ガラスや釘)を食べるケースも報告されていますが、研究は限られています。
誤解と夜食障害
摂食障害は何を食べるかだけで判断できません。食事時間帯も重要です。夜食障害は主に夜間に大量のカロリーを摂取し、体重増加やうつ、罪悪感を伴います。うつ病や他の気分障害と密接に関連しています。
