フレネルプリズムの取り付け手順
様々な原因で二重視が生じている患者さんに対し、片眼に入る光を傾けることで像をずらし、もう一方の眼の像と合わせる矯正法があります。ガラス製のくさびやプリズムはこのずらしを実現しますが、ガラスくさびは実用的ではありません。代わりに、薄いプラスチックシート状のフレネルプリズムフィルムを眼鏡レンズに直接貼り付けて同様の効果を得ます。
必要なもの
- 水バケツ
- 眼鏡
- フレネルプリズムフィルム
- はさみまたはカミソリの刃
- 眼鏡用ハードウェアキット
手順
レンズをフレームから取り外す。
プリズムフィルムを正しく位置合わせし、レンズの上に置き、レンズの形に合わせてカットする。リッジ側(凹凸がある側)を使用者の目側に向け、滑らかな側をレンズの内側表面に貼り付ける。
プリズムの端をレンズの面取り(ベベル)部の内側に合わせてトリミングする。カミソリの刃をレンズのベベル角度に沿って当て、フィルムをベベルの内側でカットする。
レンズとプリズムを温かい石鹸水で洗浄し、すすぐ。
レンズとプリズムを清潔な水が入ったバケツまたは容器に浸す。表面に付着した気泡をブラシで除去し、底辺同士を合わせて、パイ生地をまな板に乗せるように転がすようにしてプリズムをレンズに押し付ける。
水からレンズ組み立て体を取り出し、親指でプリズムフィルムを軽く押しながら気泡を外へ追い出す。必要に応じてプリズムをスライドさせて正しい位置に合わせる。
レンズをフレームに戻す。プリズムフィルムがレンズとフレームの間に挟まらないよう注意する。
