回虫(ヒト回虫)の生活史と感染経路

回虫の卵は、感染した人や動物の糞が付着した温かく湿った土壌に存在します。

摂取

未洗浄の生野菜や果物、汚れた手、未処理の水、さらには吸入により卵を体内に取り込みます。

幼虫

卵は胃を通過し上部小腸で孵化し、幼虫となります。幼虫は腸壁を貫通し、血流またはリンパ系を通って肺へ移動し、そこで成長・発育します。肺から気道を上り口に戻るまで約9日かかります。

成熟

幼虫は咳で肺から吐き出され、再び飲み込まれて小腸に戻ります。そこで成熟し、交尾し、卵を産んで生活環を繰り返します。卵を飲み込んでから成熟した回虫が小腸に到達するまで、2〜3か月かかります。

注意点

稀に回虫は腸→肺→口→腸という完全なサイクルを経ず、目など他の臓器に定着することがあります。眼球の網膜に瘢痕ができ、部分的または完全な失明を引き起こすことがあります。

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