視覚トレーニング機器

視覚トレーニング機器は、シンプルなポップスティックに貼ったブロック文字表から、数千ドルする高度な回転トレーナーまでさまざまです。これらは視覚の快適さ、効率、負担軽減を高めるために使用され、患者が視覚情報を処理・解釈する方法にも影響を与えることがあります。視覚トレーニングは通常、検眼士や他の眼科専門家の指導のもとで行われます。

3つの主な視覚問題

視覚トレーニングで対象となる主な問題は、以下の3つです。

  • 眼球運動機能障害:眼球の動きの制御が不十分で、焦点合わせや固定が不安定になる状態です。知覚運動や視覚運動の統合が不十分なこともあります。
  • 調節機能障害:遠近の対象に焦点を合わせる能力が低下し、異なる距離の物体を見る際に困難を感じます。
  • 両眼融合機能障害:眼を内側に収束させる(収束)または外側に離す(発散)能力が低下し、立体視や眼の協調がうまくいかない状態です。

眼球運動視覚トレーニング機器

  • ローテーター:回転ディスクを用いて眼手協調を鍛える装置です。スタンドやテーブル上に設置し、速度や回転方向を変えて難易度を調整できます。
  • タキストスコープ:画像を短時間だけ点灯させる電子装置で、両眼の協調作業を訓練します。
  • 視覚トラッキングブック:眼球迷路が掲載されたワークブックで、滑らかで連続的な眼球運動を養います。
  • マーズデンボール:文字が印刷されたスポンジ製のボールを紐で吊るしたものです。視覚認知、眼手協調、追跡、識別、視覚記憶、空間認識を向上させます。

調節機能障害向けトレーニング機器

  • フリッパー:2種の異なる度数のレンズが4枚付いたプラスチックホルダーで、眼の焦点調節柔軟性を高めます。
  • ハートチャート:10列×10行の文字が印刷された2枚セットのカードです。小さな文字のカードは手元に、もう一方は6フィート以上離れた壁に掲示し、遠近間の焦点切替練習を行います。
  • ステレオスコープ:両眼用の接眼レンズを備え、同一対象の2枚スライドを左右の眼で別々に見る装置です。両眼調節柔軟性の訓練に使用します。

融合機能障害向けトレーニング機器

  • チエロスコピー・ドローイング:主観的な角度で描くことで、両眼を同時に使用し、非優勢眼の抑制を防ぎます。
  • ポラロイド・ベクトログラム:同一画像が印刷された2枚の透明カードを偏光レンズ越しに左右の眼で見ると、立体的に見えます。収束・発散範囲を強化します。
  • ステレオスコープ(融合訓練用):抑制除去、同時視覚訓練、異常網膜対応除去に特化して使用します。
  • ブロック・ストリング:10〜20フィートの紐に12インチ間隔で3つの色付きボールを付けたものです。主に近距離での収束不足(コンバージェンスインサフィシエンシー)改善に用いられます。

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