光学レンズの種類と特徴
光学レンズは何世紀にもわたり利用されてきました。望遠鏡、双眼鏡、眼鏡、顕微鏡は、肉眼よりもはるかに鮮明に見る手段を提供しています。レーザー光を集めるためのレンズは、CDやDVDの再生にも不可欠です。また、撮影時に対象から光を集め、視力矯正にも使われます。レンズがなければ、現在のような高度な技術は実現できなかったと言っても過言ではありません。
アクロマートレンズ(色収差補正レンズ)
アクロマートは、2枚以上のレンズを接着またはマウントで組み合わせたものです。2つの波長に対する色収差を補正しており、紫外線、可視光、赤外線の広い波長帯で使用されます。レンズは非対称で、前後の順序を正しく配置しなければ画像が大きく歪みます。
シリンドリカルレンズ(円筒レンズ)
シリンドリカルレンズは、少なくとも1つの面が円筒形をしているレンズです。乱視の矯正や、測距器で光点を線状に伸ばすために用いられます。反射防止コーティングが施されることもあり、光透過率が向上します。
形状は平凸(プラノ凸)または平凹(プラノ凹)があります。平凸レンズは正の焦点距離を持ち、光を集めて焦点に集光します。一方、平凹レンズは負の焦点距離を持ち、光を拡散させます。
フレネルレンズ
フレネルレンズは、片面が平らで、同心円状のリングが刻まれた平凸または平凹レンズです。スポットライトなどで広く使用されます。焦点距離は正または負のいずれかです。赤外線用途向けは 750 nm〜2500 nm、可視光用途向けは 380 nm〜750 nm、紫外線用途向けは 4 nm〜380 nm の波長帯に合わせて設計されます。
