二重視(重複視)の原因とは?
二重視(重複視)は、さまざまな要因で起こる不快な症状です。軽度の問題で自然に回復することもあれば、重大な健康リスクのサインであることもあります。ここでは、二重視の代表的な原因と、緊急性の有無について解説します。
白内障
白内障は、瞳孔の後ろにある水晶体が濁ることで起こり、片目または両目で二重視が現れます。加齢や外傷、先天的な欠損が主な原因です。手術で濁った水晶体を人工レンズに置換すれば、視力は通常回復します。
外傷
頭部や眼球への外傷も二重視の原因になります。軽い打撲であれば休息で回復することが多いですが、重度の外傷は眼球や脳内の圧力上昇を招き、長期的な二重視につながります。頭部外傷を受けた場合は必ず医師の診察を受けましょう。
片頭痛
片頭痛発作時に二重視が起こることがあります。アレルギー、ストレス、長時間の読書や目の過労、未治療の視力異常、光やにおいへの過敏性などが引き金となります。市販薬や医師の処方する鎮痛薬で症状を抑えることが可能です。
アルコール
過度の飲酒は脳機能を低下させ、眼が正しく焦点を合わせられなくなるため、一時的に二重視が現れます。睡眠不足も同様のメカニズムで二重視を引き起こすことがあります。
深刻な疾患
脳卒中や脳動脈瘤などの重大な疾患でも二重視が突然現れることがあります。頭部外傷や上記の原因がなく急に二重視が起きた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
