眼瞼炎(まぶたの炎症)の概要と対策
種類
眼瞼炎には前眼瞼炎と後眼瞼炎の2タイプがあります。前眼瞼炎はまつげの付け根付近、まぶたの外側縁に炎症が起こります。後眼瞼炎はまぶたの内側にある油分泌腺(マイボーム腺)が関与し、内側縁に症状が出ます。両方が同時に起こることも多く、どちらかが主症状になることが一般的です。
診断
主な症状を確認することで診断します。目の過剰な涙、まぶたの皮膚のフケやかさぶた、赤み、かゆみ、刺激感が典型的です。焼けるような痛みや、まぶたの下に異物がある感覚を伴うこともあります。
放置した場合の影響
治療しないと慢性的な血管拡張や充血、角膜下三分の一部の侵食(こすり傷)などが起こります。まぶたの縁が肥厚したり、まぶたが内側に折れ込む(内反)こともあります。
予防・対策
まぶたの縁を清潔に保つことが最も重要です。手は必ず洗浄し、温かい水に浸した清潔なタオルでまぶたを優しく拭きます。その後、冷水で洗い流します。通常は1日1回で十分ですが、症状が出ているときは1日2〜3回行ってください。必要に応じて、医師の指示で市販のまぶた用クレンザーを使用します。
原因
原因はさまざまです。フケやロゼーシア(酒さ)などの皮膚疾患、アレルギー、さらにはまれに皮膚がんが関与することがあります。
