閉経期に起こる目のフロート(飛蚊症)について

定義

フロート(飛蚊症)とは、視野に小さな糸くずや斑点が漂っているように見える現象です。目を動かすと一緒に動き、正面から見るとすぐに消え、目が止まると再び漂い始めます。

原因

眼球の約80%を占めるゼリー状の物質(硝子体)が加齢やその他の要因で縮小・濃縮すると、糸状になり網膜に影を落とします。この影がフロートとして認識されます。

閉経期における影響

閉経はホルモンバランスの変化に伴う全身的な老化プロセスの一部です。硝子体の変化も同時に進行しやすく、特に白内障手術を受けた方や高度近視の方でフロートが現れやすくなります。

考慮すべき点

明るい白紙や青空など、光が強い背景を見るとフロートが目立ちやすくなりますが、以下のような重篤な原因も考えられます。

  • 眼外傷や出血
  • 感染症
  • 網膜裂孔や網膜剥離
  • 炎症(ぶどう膜炎)

警告サイン

フロートが急に増加し、かつ周辺視野の欠損や光の閃光(フラッシュ)を伴う場合は、網膜剥離の可能性があります。これは緊急治療が必要な重大な状態ですので、速やかに眼科を受診してください。

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