ザルツマン結節性変性(ザルツマン角膜症)とは

ザルツマン結節性変性(Salzmann's nodular degeneration)は、角膜表面に青白い結節が形成される稀な角膜疾患です。角膜は眼球の前部にある透明な組織で、視覚に重要な役割を果たします。

原因

  • 原因ははっきりしていませんが、過去に外傷や感染などで角膜に炎症が起きたことがある患者に多く見られます。

症状

  • 多くの場合、自覚症状はほとんどありません。
  • 乾燥感を訴えることがあります。
  • 結節が大きくなると、視界がぼやけることがあります。

診断

  • 初期段階を除き、直接観察で診断可能です。
  • 早期の微小結節はスリットランプ顕微鏡で確認します。

治療

  • 潤滑剤による眼表面の保湿が基本です。
  • 炎症が認められる場合は、局所ステロイド点眼薬が使用されます。
  • 抗菌作用のあるドキシサイクリンを経口投与することもあります。
  • 視力障害が顕著な場合は、光線角膜切除(phototherapeutic keratectomy)により結節を除去します。

罹患率

  • 全体としては稀な疾患ですが、女性にやや多く見られます。

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