ドライアイの効果的な治し方
ドライアイとは
ドライアイ(乾性角結膜炎)は、目の表面に十分な潤いが保てない状態を指す症候群です。涙液が不足したり、蒸発が過剰になることで、さまざまな不快感が生じます。
主な症状
- かゆみ・焼けるような痛み
- 異物感・砂粒感
- 光に対する過敏性(光嫌い)
- 視界のぼやけ、充血
原因
環境要因(エアコンや暖房、乾燥・ほこりの多い気候)や加齢(特に閉経期)、抗ヒスタミン薬や経口避妊薬などの薬剤、コンタクトレンズの使用、涙の流れのバランス異常、涙道や眼球の構造的問題が挙げられます。さらに、シェーグレン症候群、関節リウマチ、膠原血管疾患など、涙液産生に関わる疾患も原因となります。
治療に必要なもの
- 人工涙液(点眼薬または軟膏)
具体的な治療ステップ
- 人工涙点滴・軟膏の使用:市販の人工涙液を定期的に点眼します。目が潤っているときでも使用し、睡眠中に乾燥しやすい場合は軟膏を就寝前に塗布します。
- 涙点閉鎖(パンクチュアルオクルージョン):涙が目から排出される涙点を一時的または永久的に閉じ、涙の保持時間を延長します。短期的には溶解性プラグ、長期的にはシリコン製の可撤式プラグを使用します。
- 処方薬(レスタシス):FDA が 2002 年に承認した処方点眼薬で、継続使用により自然な涙の産生を促進します。
- 眼内インサート(ラクリサート):ヒドロキシプロピルセルロースを含む小さなインサートを下まぶたに装着し、1 日を通して少量ずつ潤滑剤を放出します。
