眼鏡処方の基礎知識と用語解説
眼科医または検眼士の診察後に、視力矯正に必要な屈折力が記載された処方箋が発行されます。処方箋には、眼鏡やコンタクトレンズを作成するための数値が示されています。
略語
- OD:右眼(Oculus Dexter)
OS:左眼(Oculus Sinister) - DV:遠距離視力、NV:近距離視力
- PD(瞳孔間距離):レンズの光学中心をどこに配置すべきかを示す測定値。医師が記載しない場合は、眼鏡店で測定します。
球面(Sphere)
- 屈折力はジオプト(D)で表記され、SPH(球面度数)として記載されます。数値は0.00〜20.00以上まで0.25単位で増減し、近視は負、遠視は正で示します。矯正が不要な場合は「PLANO」や「PL」と記載されることがあります。
シリンダー(Cylinder)と軸(Axis)
- 乱視がある場合、シリンダー度数と軸角度が付加されます。シリンダーはジオプトで表し、正負どちらでも記載されます。軸は0°〜180°の角度で、シリンダーの方向を示します。
ADD(加算度数)
- 遠近両用や老眼鏡で使用される加算度数は、正のジオプトで表されます。NV(近距離視力)とも呼ばれ、遠距離度数に加えてレンズに組み込まれます。遠距離度数が無く、ADDのみが処方されることもあります。
プリズムとベース
- プリズムは眼の位置合わせを補正するために使用され、度数はジオプトで示されます。ベースはプリズムの向きを示し、BI(内向き)やBO(外向き)があります。
