角膜症の原因とは

角膜症は、視力低下や眼や角膜の傷の治癒が遅れるなどの症状を引き起こす疾患です。糖尿病やその他の全身性疾患を持つ人に多く見られ、時間とともに進行する変性疾患です。症状が目に現れにくく、視覚的な変化が少ないため気づかれにくいことがありますが、涙の分泌量が減少したり、目の周辺に白っぽいまたは茶色がかった粉状の沈着物が見られることがあります。

感染症

  • ヘルペス単純ヘルペスや帯状疱疹ウイルスは眼に潜伏し、角膜症を引き起こすことがあります。また、ハンセン病は先進国ではまれですが、アジアの亜熱帯地域では報告されています。

全身性疾患

  • 糖尿病、 多発性硬化症(MS)、ビタミンA欠乏症、全身性エリテマトーデス(SLE)などの全身性疾患が角膜症のリスクを高めます。特に糖尿病は単独の主要因、あるいは他の要因と重なって二次的に角膜症を誘発します。

薬剤

  • 局所麻酔薬や特定の点眼薬(チモロール、ベタキソロール、スルファメチルアミド、ケトロラック、ジクロフェナクナトリウムなど)は角膜上皮の障害を招き、角膜症の原因となります。眼外傷に対して局所麻酔を使用した後に角膜症が現れた場合は、薬剤の使用方法に問題がある可能性が高いです。

化学的やけど

  • 化学薬品による眼や角膜へのやけどは、角膜の毒性障害を引き起こし、涙液分泌や自然な防御機能を低下させます。化学物質を扱う作業環境では、安全ゴーグルの着用や目洗浄ステーションの設置など、適切な保護対策が必要です。

一般的な原因

  • 加齢による組織の柔軟性低下や、茶色・黒色といった濃い瞳孔色、さらに瞳孔に影響を与えるアディ症候群などの神経疾患も、角膜症のリスクを高めます。

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