メタボリックシンドロームの治療法と予防対策
メタボリックシンドロームは、心臓病、脳卒中、糖尿病のリスクを高める複数の要因が組み合わさった状態です。米国の調査によれば、成人の約5人に1人がこの症候群に該当し、60代・70代では40%以上が影響を受けています。
診断基準
次の項目のうち3つ以上に該当すれば、メタボリックシンドロームと診断されます。
- 高血圧
- 高コレステロール
- 高血糖
- 高トリグリセリド
- 男性のウエストが40インチ(約102cm)以上、女性が35インチ(約89cm)以上
根本的な治療薬はありませんが、生活習慣の改善により多くの症状はコントロール可能です(米国糖尿病協会)。
体重管理
体重を適正に保つことは、メタボリックシンドローム予防の最重要ポイントです。体重の5~10%の減少だけでも、インスリン感受性が改善されるとクレヴランド・クリニックは報告しています。
運動
毎日30分のウォーキングは、血圧の低下、コレステロール改善、糖尿病リスクの軽減に効果的です。ジムで有酸素運動や筋トレを行うのもおすすめですし、家庭でエクササイズ動画やランニングマシン、フリーウェイトを活用しても構いません。
食事
以下の食事指針を参考に、バランスの取れた食生活を心がけましょう。
- 果物・野菜を豊富に摂取
- 全粒穀物(全粒パン、全粒パスタ、シリアル)を選択
- キノア、麦、ミレットなど多様な穀物を活用
- レンズ豆、エンドウ豆、豆類を使ったスープやサラダ
- 赤肉や加工肉の摂取を減らし、鶏肉は皮なしで調理
- フラックスシード、オリーブオイル、キャノーラ油などの健康的な脂肪を使用
- 生のナッツ類はビタミン・ミネラルが豊富
これらの食事改善は、クレヴランド・クリニックが推奨するメタボリックシンドロームの症状緩和に効果的です。
