眼振(がんしん)の種類
眼振は、目が自発的に揺れ動く疾患です。遺伝的要因が最も多く、種類によって症状や原因が異なります。
早期発症型眼振
盲目とともに現れることが多く、生後まもなく見られることがあります。アルビノ症、早産、発育異常などが原因で、遺伝性が多いです。年齢とともに症状が軽減することもあります。
成人期の眼振
脳腫瘍、外傷性頭部損傷、多発性硬化症などが原因で発症します。原因の特定には専門医の診察が必要です。成人の眼振は主に方向性眼振です。
振盪性眼振(ペンデュラル眼振)
幼児期に多く見られ、目が振り子のように前後に揺れます。横方向だけでなく垂直方向にも動くことがあります。動きは比較的滑らかです。
方向性眼振(ジャーク眼振)
成人で最も一般的なタイプで、目が一方向にゆっくり動いた後、反対方向に速く戻ります。横方向または垂直方向のいずれかです。
原因と治療法
抗痙攣薬や一部の向精神薬、覚醒剤などの薬剤が眼振を引き起こすことがありますが、遺伝が最も一般的な原因です。外傷、腫瘍、神経疾患も原因となります。原因が特定でき、除去できる場合(例:薬剤や腫瘍)には症状が改善することがありますが、多くは永久的で、特殊な眼鏡で視覚補正が行われます。
