アカントアメーバ角膜炎の原因・症状・治療と予防策

アカントアメーバ角膜炎は、コンタクトレンズ使用者に多く見られる深刻な眼感染症です。アカントアメーバは淡水、井戸水、蛇口水、温浴施設、下水、汚染土壌などに存在する微小な原虫で、感染すると視力に重大な影響を及ぼすことがあります。

原因

  • コンタクトレンズを適切に洗浄せず、汚染された水(井戸水や蛇口水)で洗うこと。
  • 温浴施設やプール、シャワー中にレンズを装着したままにすること。
  • 汚れたレンズケースにレンズを保管すること。

目の外観症状

  • 目が赤く炎症を起こす。
  • 強い眼痛を伴う。
  • 過度の涙目や異物感がある。
  • 進行すると角膜周囲にリング状の潰瘍が見えることがある。

視覚症状

  • 視界がぼやける。
  • 光に対して過敏になる(光過敏症)。
  • 重症例では視力低下や失明に至ることがある。

治療法

  • 初期は他の眼感染症と誤診されやすいため、抗生物質での治療が試みられることがあるが、アカントアメーバは抗生物質に耐性がある。
  • 主な治療薬はジアミジン系、イミダゾール系、アミノグリコシド系、消毒剤など。
  • 重症例では角膜移植が必要になることもある。

予防策

  • シャワーやプール、温浴施設でレンズを装着しない。
  • 毎日、品質の良いレンズ洗浄液でレンズを清潔に保つ。
  • レンズケースは月に一度交換し、清潔を保つ。
  • 感染の疑いがある場合は速やかに眼科を受診し、早期治療を行う。

コンタクトレンズを正しく扱うことで、アカントアメーバ角膜炎のリスクを大幅に低減できます。

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