高眼圧の治療

定義

眼は固体の塊ではなく、中心部に液体が満たされています。この液体は房水(ぼうすい)と呼ばれ、眼内で自然に産生されます。房水の産生が過剰になるか、排出経路が詰まると、眼内に余分な液体がたまり、眼圧が上昇します。高眼圧は放置すると緑内障という眼疾患につながる危険があります。特にアフリカ系アメリカ人、60歳以上の方、緑内障の家族歴がある方はリスクが高いです。

検査

高眼圧は自覚症状がほとんどないため、眼科医による検査でしか発見できません。過去に眼科で検査を受けたことがある方は、実は眼圧測定を受けている可能性があります。眼圧測定に使用される金属製の装置は「ゴールドマントノメーター」と呼ばれ、眼球の前面に軽く圧をかけて圧力を測ります。そのため、測定前に麻酔用の点眼薬が投与されます。

治療法

高眼圧だからといって必ずしも緑内障になるわけではありません。眼科医が緑内障の兆候を認めない場合は、経過観察を勧められることがあります。その際も定期的な検診を受け、視力低下などの変化があればすぐに受診してください。もし眼圧によるダメージが確認された場合は、点眼薬や内服薬で圧力を下げる治療が行われます。薬物療法で効果が得られない、または薬に耐えられない場合は、手術による眼圧低下が検討されます。

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