緑内障の効果的な管理法
緑内障は眼球内の液体圧が異常に高くなる疾患です。先天的な眼の欠損、外傷、さまざまな疾患が原因となります。眼圧が上昇すると視神経が永久に損傷し、視力が失われ、治療しないと失明に至ります。緑内障は初期には自覚症状がほとんどなく、視力が著しく低下してから気付くことが多いため、定期的に眼圧検査を受けることが重要です。幸い、緑内障は治療可能で、適切に管理すれば残された視力を長期間保つことができます。
必要なもの
- 眼科医による定期検診
- 処方された薬(点眼薬)
- 必要に応じた補助機器
管理手順
眼科医の定期検診を受ける。緑内障は点眼薬や手術、あるいはその組み合わせでコントロールできます。眼圧は時間とともに変化するため、定期的な検査で変化を早期に把握し、視力へのダメージを防ぎます。
処方された点眼薬は指示どおりに使用する。通常、1日1回から2〜4回の頻度で点眼が必要です。毎日決まった時間に点眼する習慣をつくり、忘れずに行うことが最重要です。現代の点眼薬は使用時間が1分程度で、日常生活の妨げになりません。
食事と飲料に注意する。カフェインを多く含む飲料は眼圧を上昇させる可能性があります。また、高血圧をコントロールする食事を心がけると、眼圧の上昇も抑えられます。
適切な運動を行う。眼科医の許可がない限り、重いウェイトトレーニングは避けましょう。過度な負荷は眼圧の急上昇(スパイク)を引き起こし、視神経にダメージを与える恐れがあります。一方、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は自然に眼圧を下げる効果があります。血圧と同様に、心肺機能を高めることが眼圧管理に役立ちます。
視神経に大きな損傷がある場合は、適切な補助機器を活用する。これにより、視力低下があっても日常生活を続けられます。拡大読書鏡、文字サイズを大きくした印刷物、画面拡大ソフトや音声読み上げソフト、CCTV(閉路テレビ)などがあります。近年は、視覚障害者向けの音声出力式望遠鏡や、音声ブックの無料サービスも充実しており、視力が低下しても充実した生活が送れます。
これらのポイントを実践し、定期的に眼科医と相談することで、緑内障による視力低下を最小限に抑えることができます。
