メガネ処方箋の読み方と理解ガイド

視力に問題がある方は、定期的に眼科で検査を受け、メガネの処方箋を作成します。検査では、フォトロプトロという装置を使い、光を眼に当てて屈折異常の度数を測定します(参考文献1)。測定結果は処方箋として眼鏡店に渡され、レンズはこの数値に合わせて形作られます。処方箋に記載された数字の意味を理解すれば、メガネの度数や種類を自分で把握できます。

処方箋の見方ステップ

  1. ステップ 1:処方箋を確認します。典型的な例は以下のようになります。

    OD: -5.00 +2.00 x 90
    OS: -6.00 +2.00 x 95
    Add: +1.75
  2. ステップ 2:左上の OD を読むと、ラテン語の oculus dexter(右眼)を表します。最初の数値(符号付き)は球面(Sphere)で、近視はマイナス、遠視はプラスで示されます。

  3. ステップ 3:球面の数値は屈折度(ジオプト)で表され、視力の強さを示します。例えば -1.00 D は焦点が 1 m、-10.00 D は 0.1 m 先にあることを意味します。近視の場合、-3 D までを軽度、-3 D〜-6 D を中等度、-6 D 超を重度と区分します。遠視も同様にプラス側で評価します。

  4. ステップ 4:同じ行の右側に続く数値は乱視(シリンドル)と軸(Axis)です。シリンドルは乱視の強さ(ジオプト)を、軸はその方向を度数(0〜180°)で示します(参考文献2)。

  5. ステップ 5:次の行は OSoculus sinister=左眼)です。左眼の球面・シリンドル・軸が記載されており、右眼と異なる場合があります。

  6. ステップ 6:「Add:」と記載があれば、遠近両用(バイフォーカル)または三焦点レンズの処方です。Add の数値は近距離用の追加度数(ジオプト)を示し、二つの数値がある場合は三焦点レンズを意味します。

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