網膜剥離の実態と対策
米国では年間約1万人に1人の割合で網膜剥離が起こります。眼球の後部にある薄い組織・網膜が、下の支持組織から離れてしまう状態です。放置すると網膜全体が剥離し、視力を失う恐れがあります。
症状
- 閃光(光が走るように見える)やフロート(視野に漂う黒い点や糸)
- 視野の一部が影で覆われる
- 突然の視力低下や視野欠損
原因
- 頭部や眼への鈍的外傷
- 遺伝的要因や糖尿病
- 白内障手術後の合併症
治療法
- 軽度の場合は経過観察が選択されることもありますが、基本的に手術が唯一の根本治療です。
- 硝子体手術、バルーン式網膜固定術、レーザー光凝固など、複数の手術法があり、いずれも高い成功率を示します。
罹患率
- 年齢層は問わず発症しますが、特に近視が強い25〜50歳の若年成人と、白内障手術を受けた高齢者に多く見られます。
予防策
- スポーツや木工など、破片が飛び散る作業時は安全眼鏡を着用しましょう。
- 血糖値を正常範囲に保つことが糖尿病患者のリスク低減につながります。
- 網膜に裂け目が見つかったら速やかに眼科で治療し、剥離を防ぎます。
