眼の帯状疱疹(ヘルペス眼症)とは
帯状疱疹とは
帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)が再活性化し、神経と皮膚に痛みを伴う発疹を引き起こす感染症です。水痘(水ぼうそう)の原因ウイルスと同一です。
眼帯状疱疹(ヘルペス眼症)
ウイルスが三叉神経の眼枝に波及すると、眼帯状疱疹(ヘルペス眼症)となります。全帯状疱疹の約10%で眼に症状が出ます。
主な症状
- 眼周囲の痛みを伴う発疹
- まぶたの紅潮・腫れ
- 光過敏(光に対する過敏症)
- 視力のぼやけ
- 涙が出やすい
- 頭痛、倦怠感
重篤な合併症
- 角膜瘢痕 → 永久的な視力低下
- 緑内障(眼圧上昇)
- 網膜炎(レチナイト)
治療法
早期に抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビルなど)を投与し、痛み止めやステロイド点眼薬で炎症を抑えます。角膜瘢痕などの合併症が残る場合は外科的処置が必要になることがあります。
早期受診の重要性
帯状疱疹で眼の症状が出たら、すぐに眼科専門医の診察を受けましょう。早期治療により、視力障害や重篤な合併症のリスクを大幅に減らすことができます。
