常染色体劣性遺伝疾患とは:遺伝の仕組みと症状の概要

常染色体劣性遺伝疾患の概要

常染色体劣性疾患は、性染色体ではなく常染色体上にある遺伝子の変異が原因で起こる遺伝性疾患です。発症には、病気を引き起こす遺伝子が両方のコピーで変異している必要があります。

遺伝様式のポイント

  • 遺伝様式:患者は、変異した遺伝子をそれぞれの親から1つずつ受け継ぎます。親は変異遺伝子を1本だけ持つキャリア(ヘテロ接合)であり、通常は症状を示しません。
  • 遺伝子頻度:変異遺伝子が両方揃う必要があるため、疾患自体は稀ですが、キャリア率は集団によっては比較的高くなることがあります。
  • ホモ接合者:変異遺伝子が2本(ホモ接合)ある人は疾患を発症します。
  • 親の役割:両親がキャリアの場合、各妊娠で以下の確率があります。
      ・25%:疾患を発症した子供
      ・50%:キャリアだが症状のない子供
      ・25%:遺伝子変異を持たない子供

代表的な疾患例

代表的な常染色体劣性疾患には、嚢胞性線維症、鎌状赤血球症、テイ・サックス病、ゴーシェ病などがあります。

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