トリガーポイントが原因の陰核痛:原因と治療法
トリガーポイントの関与頻度
マレク・ヤントス氏(『慢性骨盤痛の理解』著)は、骨盤痛の75〜95%が筋肉の緊張した部位であるトリガーポイントに起因すると報告しています。骨盤底筋は内臓を支え、姿勢保持や動作補助を行うため、トリガーポイントができやすい部位です。
識別方法
トリガーポイントは他の部位に痛みを放散させるため、診察時に痛みの本当の部位が見えにくくなります。確実に位置を特定できるのは、骨盤底筋の触診だけです。
心理的要因
ヤントス氏は、痛みやストレスがトリガーポイントの形成を大きく促進すると指摘しています。したがって、リラクゼーションやストレス管理はトリガーポイントの活動抑制に有効です。
トリガーポイントの位置
陰核痛に関与するトリガーポイントは、骨盤底筋のうち尾骨筋(コクシジウス)と恥骨提肛筋群(レバトール・アニ)に存在します。
治療法
トリガーポイントへのアプローチとしては、局所マッサージ、ストレッチ、理学療法、そして注射による解除があります。注射はまず局所麻酔薬を投与し、その後ステロイドを注入するのが一般的です。
