妊娠後期における酵母感染症のサインと症状

誤解

妊娠中は薄く乳白色で、時に匂いがある分泌物が出ることがあります。これは白帯状分泌物(leucorrhea)と呼ばれ、生理前の分泌物に似ています。妊娠後期になると量が増えて、酵母感染症と似た状態になることがあります。自己診断せず、必ず産科医に相談しましょう。

診断ポイント

酵母感染症の主な症状は、黄色や緑色がかった厚みのある分泌物(カッテージチーズ状)、悪臭、焼けるような痛み、かゆみ、発赤、痛みです。これらの症状がある場合は、すぐに産科医に連絡し、正式な診断を受けてください。

治療法

妊娠中の酵母感染症は、処方された坐剤、クリーム、ジェル、軟膏などで治療します。治療後も再発することがあるため、妊娠期間中は継続的に経過観察が必要です。分娩時に感染が残っていると、赤ちゃんに感染が移る恐れがあります。重症例では、経口抗真菌薬が処方されることもあります。

予防・対策

以下の生活習慣で感染リスクを減らせます。
・トイレ後は前から後ろへ拭く。
・入浴時は石鹸をしっかり洗い流す。
・泡風呂や香料入りの入浴剤は避ける。
・綿素材の下着やゆったりした服を着用する。
・毎日ヨーグルトを1カップ摂取する。これらは酵母の増殖を抑えるのに役立ちます。

注意点

感染中や感染後に膣内洗浄(ドウチング)を行わないでください。妊娠中のドウチングは危険です。また、感染がある間は性交渉を控え、再発が頻繁な場合はコンドーム使用や性交渉の中止を検討してください。通常の酵母感染症は自宅で治療できますが、妊娠中は産科医の指導のもとで治療を行うことが最も安全です。分泌物や症状に変化があれば、すぐに医師へ連絡しましょう。

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