水胞性卵管閉塞の治療法
水胞性卵管閉塞(hydrosalpinx)は、卵管の遠位部が漿液で満たされ閉塞した状態です。名前の語源は、hydro(水)と、ギリシャ語でトランペットを意味するsalpinx(卵管の形状)です。この状態になると、該当する卵管内の卵子が受精できず、不妊の原因となります。外科医は、卵管の修復や完全切除が可能です。
必要なもの
- 腹腔鏡
治療手順
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ステップ1:超音波検査で大きな水胞性卵管閉塞を確認
超音波は最も侵襲性が低い診断法ですが、非常に小さい水胞性卵管閉塞は見逃すことがあります。正常な卵管は画像に映りませんが、閉塞した卵管はソーセージ状に映ります。
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ステップ2:子宮卵管造影(HSG)で診断
医療技師が子宮頸部から造影剤を注入し、X線撮影で卵管の形状を確認します。放射線科医がソーセージ様の画像を見て水胞性卵管閉塞と診断します。
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ステップ3:抗生物質で炎症を抑制
抗生物質は水胞性卵管閉塞自体を根治するわけではありませんが、炎症性プロセスの再発リスクを低減させます。
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ステップ4:新卵管造口術(ネオサルピンゴストミー)で閉塞を解除
腹腔鏡を用いて、閉塞した卵管遠位部に小さな切開を加え、通路を確保します。若年で卵子の質が良好な女性に適応されますが、再発率は高めです。
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ステップ5:腹腔鏡下卵管切除術で完全除去
閉塞した卵管を全て取り除く手術です。閉経後や高齢の女性に主に行われます。
