顎に毛が生える原因とは

顎に毛が生える原因はさまざまです。以下に主な原因とそのメカニズムを解説します。

閉経

閉経を迎えるとエストロゲンとプロゲステロンの分泌が減少し、卵巣の排卵が不規則になることでエストロゲンが低下します。その結果、男性ホルモン(アンドロゲン)が相対的に優位になり、顎や体の毛が増えることがあります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

PCOSでは体内のアンドロゲンが過剰になり、顎や顔に毛が生えることがあります。PCOSは不妊の主な原因であり、子宮がんのリスク要因でもあります。過剰な体毛が見られる場合は、ホルモンバランスの乱れを疑いましょう。

多毛症(ヒルスチズム)

多毛症は、女性の本来は毛が少ない部位に濃くて太い毛が過剰に生える状態を指します。主にアンドロゲンの影響で起こります。

先天性副腎過形成

先天性副腎過形成は、副腎が必要な酵素を欠損し、コルチゾールやアルドステロンが不足することで体が過剰にアンドロゲンを産生し、男性的な特徴(顎の毛など)が現れます。

薬剤の副作用

フェニトイン、ミノキシジル、テストステロン、ダナゾール、アナボリックステロイド、グルココルチコイド、シクロスポリンなどの薬剤は、顎や体の毛を増やすことがあります。

腫瘍・がん

副腎や卵巣の腫瘍(がん)もアンドロゲンの過剰産生を引き起こし、顎に毛が生える原因となります。

婦人科疾患 - 関連記事