妊娠を中絶するための薬はありますか?
妊娠初期に使用できる主な中絶薬
妊娠初期(約10週まで)に中絶を行う際、主に以下の2つの薬剤併用が用いられます。
1. ミフェプリストン+ミソプロストール(医療的中絶薬)
この組み合わせは最も一般的で、妊娠10週まで有効です。以下の2段階で作用します。
- ミフェプリストン:経口で200 mgを1回投与し、妊娠維持に必要なプロゲステロンの働きを阻害します。
- ミソプロストール:ミフェプリストン投与後24〜48時間以内に800 µgを経口で服用し、子宮を収縮させて妊娠組織を排出させます。
2. メトトレキサート+ミソプロストール
こちらは代替手段として用いられ、妊娠7週(49日)まで有効です。作用機序はミフェプリストンと似ています。
- メトトレキサート:経口で50〜100 mgを1回投与し、妊娠組織の細胞増殖を抑制します。
- ミソプロストール:メトトレキサート投与後48〜72時間で800 µgを経口で服用し、子宮収縮を促します。
これらの薬は医師の処方のもと、自宅で服用することが可能です。ただし、指示された用法・用量を正確に守り、異常な症状や副作用が現れた場合は速やかに医療機関へ相談してください。妊娠週数や個々の健康状態に応じた適切な使用については、必ず医療従事者と相談し、十分な説明を受けることが重要です。
