大きな子宮筋腫の治療法
はじめに
子宮筋腫は、出産年齢の女性に多く見られる良性腫瘍です。エストロゲン過剰が原因で子宮にでき、ほとんどは症状がありませんが、大きくなると痛みや便秘、膀胱障害、月経過多、月経期間延長、不妊などの問題が生じます。適切な治療法は医師と相談して決めましょう。
治療の選択肢
エストロゲン抑制薬の使用
エストロゲン産生を抑える薬を使用すると、筋腫が縮小し症状が軽減します。これらの薬は月経を止めることがあります。医師の指示に従い、自己判断で中止しないでください。適切な薬は医師が選んでくれます。
生活習慣でエストロゲンを減らす
エストロゲン過剰を改善するためのセルフケアとして、以下が推奨されます。
- 余分な体重を減らす(脂肪組織はエストロゲンを産生)
- ホルモンフリーの有機動物性食品を選ぶ
- 週数回、30分程度の中等度の運動を行う
- ビタミンEを1日800 IU(400 IUを2回)摂取する
外科的・非外科的治療
大きな筋腫に対しては、以下の方法があります。
- 子宮全摘出:根本的な治療ですが、将来の妊娠は不可能です。
- 筋腫摘出術(筋腫切除術):子宮や卵巣を残し、筋腫だけを除去します。方法は筋腫の数・大きさ・部位により選択。
- 熱、超音波、電流などを利用した非外科的手術(高強度焦点超音波療法、子宮動脈塞栓術など)。
最適な治療は個々の状態により異なるため、担当医とよく相談してください。
