脱毛と肌トーン低下の原因と対策
栄養素やビタミンが不足すると、髪は細くなり抜け毛が増え、肌はツヤを失い若々しさが衰えてきます。加齢や閉経、甲状腺機能低下、貧血などの病気も同様の症状を引き起こします。
肌と加齢
年齢とともに皮膚は薄くなります。特に女性はエストロゲンが減少すると、髪と肌に影響が出ます。閉経後は1年で約1%の速度で皮膚が薄くなり、しわや弾力低下を招きます。日々の保湿、日焼け止め使用、十分な水分補給が重要です。
特徴
薄くなった肌は新しい細胞の再生能力が低下し、表面に死んだ角質がたまりやすくなります。弾力が失われ、若い頃のふっくらとした感触とは違い、非常にデリケートになります。
影響
エラスチンとコラーゲンの産生が減少し、肌のハリが失われます。エストロゲンが十分にあると肌は厚くなり、しわやたるみが抑えられますが、閉経後はその効果が低下します。その結果、傷の治りが遅くなりやすく、あざができやすくなります。加齢に伴い肝斑や皮膚タグが現れ、皮脂分泌が減少して乾燥・しわが進行します。副腎はエストロゲンを産生しますが、閉経前と比べるとごくわずかです。
髪の予防・対策
ビタミンE(血行促進)、ビタミンC(抜け毛予防)、ビタミンB群(酸素供給で髪の成長促進)、葉酸(髪の健康維持)、マグネシウム、硫黄、亜鉛、βカロテン、フラックスシードオイルなどを積極的に摂取すると、健康な髪を保ちやすくなります。
原因となるもの
真菌感染、過度のヘアケアや熱処理、コーンロウなどの強い牽引がかかるヘアスタイル、きつすぎる帽子は抜け毛(牽引性脱毛)を引き起こします。自己免疫疾患の一つである円形脱毛症(アロペシア・アレアータ)はストレスと関連し、髪が抜けることがありますが、必ずしも元に戻るとは限りません。
